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扁桃腺摘出手術のメリット、デメリットは?

2020年4月5日

 

 

前回は扁桃腺摘出手術の流れや体験談をお伝えしましたが、

 

〇メリット

〇デメリット

〇扁桃腺摘出手術を受けて思うこと

 

以上の3つについてお伝えしたいと思います。

 

 

 

扁桃腺摘出手術を行うメリット


 

私が感じたのは大きくこの5つです。

 

1.元気に過ごせる時間が増えた

2.病院に行かずに済むようになった

3.影響なく仕事ができるようになった

4.安心して妊婦生活を送ることができた

 

 

「1.元気に過ごせる時間が増えた」

 

というのは言うまでもなくこの言葉通り。

月に何度も高熱を出す生活をしていると、1か月の半分は体調が悪いみたいなこともざらです。

高校時代は鬼のようにキツイ部活動の練習でしたが、高熱が出ても休むこともできず死ぬ思いをして練習をしていました。

楽しい大学生活は、みんなで楽しい遊びの計画をたてては高熱を出して自分だけ参加できないということもしばしば。

 

高熱が出るたびに苦しい思いをしてベットとお友達。

ひどいのどの痛みで水を飲むのもつらい状況でした。

熱を出す度に痩せていた私は、周りの友達によく病気ダイエットだとか言われていました。

 

今となっては熱を出すのは年に2回程度で、毎日楽しく過ごすことができています。

 

「2.病院に行かずに済むようになった」

 

高熱が出るともちろん、病院に行きます。

扁桃腺が原因だと分かっていない時は、原因が分からず熱が出るたびに「なんでだろう」と不安で仕方ありませんでした。

そして毎回高熱で受診するため、いつもインフルエンザなどの感染症を疑われて隔離をされていました。

 

コロナウイルスが流行しているこの時期に高熱で受診をすると、コロナウイルスを疑われるのはもちろん、むしろ病院へ行くこと自体がコロナウイルスへの感染につながり、大きなリスクとなります。しかし、抗生物質を飲まないと熱は下がらず、食事、水分も摂れない際は、点滴をしてもらわねばなりません。

この状態になって本当に扁桃腺摘出手術を受けていて良かったと思っています。

 

そして病院に何度も行くということは、保険で3割負担とはいえ、治療費がかさんできます。

 

扁桃腺摘出手術をしたことで、今病院に行かずに済むようになり、コロナウイルスへの感染予防や治療費の削減にもなり、本当に良かったと思っています。

 

 

 

 

「3.影響なく仕事ができるようになった」

 

職業にもよると思いますが、私自身、重い障害をかかえた子供達を相手にした職業だったため、熱や風邪症状がひどいと、出勤できず仕事になりません。

また、月に何度も体調を崩して休みを取っていては年休も足りません。

 

そして手術をするとしても、社会に出てまとまった休みをとるのも難しいですし、手術後も食事など気を使わなければならないところもありますので、社会に出る前に扁桃腺摘出手術をしておいて本当に正解だったと思います。

 

「4.安心して妊婦生活を送ることができた」

 

高熱が出ること自体もお腹の子どもに影響がないか心配ですし、抗生物質を服用することができないため、症状の改善にも時間がかかります。もちろん、全身麻酔を使いますので妊娠中に手術は難しいでしょう。

 

無事に子供を産んだ後も育児をしていくうえで頻繁に熱を出している暇はありません。

 

妊娠する前に扁桃腺摘出手術を受けていたことも正解だったと改めて感じています。

 

 

 

 

扁桃腺摘出手術を受けるデメリット


この扁桃腺摘出手術。メリットを紹介してきましたが、デメリットもあります。

 

1.リスクがあること

2.痛みが伴うこと

3.入院期間が必要

 

「1.リスクがあること」

 

少なからず、手術ですのでリスクもあります。

 

私は、幸いにも大きな問題なく手術を終え後遺症もなく元気に過ごしていますが、ごくわずかな確率で手術中に舌を押さえつけておくことで味覚障害などの後遺症が残る可能性があるとされています。しかし、多くの人は1週間でおさまるとされています。

 

また、術後の出血のリスクもあります。そのため1週間程度の入院が必要となるのです。ごくわずかですが、中には手術後に大量出血を起こし再手術となった例もあるようです。

 

「2.痛みが伴うこと」

 

これもそれぞれの状態によりけりだとは思いますが、術後に麻酔がさめると強い痛みが襲ってくることがあります。痛みは1週間程度続くこともあります。

 

私は扁桃腺の癒着がひどかったためか、痛みがひどく術後1、2日は静かに涙を流していました(笑)

 

「3.入院期間が必要」

 

先ほども説明した通り、出血のリスクがあるため、1週間程度の入院が必要になります。仕事を1週間休むというのは職場によってはとても難しい場合もあるかと思います。

 

また入院検査なども必要になりますので、通院は何度か必要になります。

これは病院にもよるのかもしれませんが、女性は手術での出血リスクの関係で生理をずらす必要があります。そのため、手術日が決定して生理がかぶる可能性があるのであれば、産婦人科に行きピルを処方してもらう必要があります。

 

扁桃腺摘出手術を受けて思うこと


 

メリット、デメリットお伝えしてきましたが、結局手術をした方がいいのか、しない方がいいのか。これもいろいろな方の体験談から人それぞれですが、一個人の意見としては・・・

 

扁桃腺摘出手術を受けることをおススメします。

 

正直、手術の痛みは想像を超えるものがあり、術後は涙を流しましたが・・・(笑)

高熱を繰り返す生活から抜け出し、快適に生活できているため、今となっては本当に手術をして良かったと思っています。

また、社会に出る前、妊娠する前であり、なおかつ時間のある大学生のうちに手術したことも我ながらベストタイミングだったのではないかと思っています。

 

実際には芸能人の方やプロ野球選手など多くの方がこの手術を経験なさっています。

 

それぞれ現在の症状や生活状況、人生プランを考え、メリットデメリットを確認し、医師の診察、説明をしっかり受けてから決めましょう。

 

 

 

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